階層別研修種類について詳しく解説しています。
  1. 企業研修にはどんな種類がある?よくある「階層別研修」の内容とメリット・デメリット

研修の主な種類

研修の主な種類

人材育成や社員教育のために実施される研修には、セミナー型やワークショップ型、eラーニング型などいくつかの実施スタイルがありますが、その内容についてもまたいくつか種類があります。

まず、経理や営業、開発、事務、総務、接客など、各企業内に設置されている職種に合わせて行われる「職種別研修」。実務的に必要なスキルを身につけるため、あるいはスキルアップを図るために受講します。一方、職種や専門で分けずに、その時々で身につけたいテーマによって受けることができる「テーマ別研修」もたくさん実施されています。語学や法令、リスク管理、ロジカルシンキング、プレゼンテーション、ITスキル、リーダーシップなど、必要なテーマを選んで受講できるのがポイントです。

そして、最も広く活用されているのが「階層別研修」。これについては以下に詳しく内容を見ていきましょう。

階層別研修はどんな内容?

階層別研修はどんな内容?

「階層別研修」とは、新入社員、若手社員・中堅社員、管理職、経営幹部など、組織内におけるそれぞれの階層によって必要な知識が身につく研修のことで、各段階で実施していくことにより、長期的かつ持続的な育成を施すことができるのがメリットです。それぞれの階層で身につけるべきスキルと、受講すべき研修例は以下の通りです。

新入社員
必要なスキル社会人としての知識および基本行動、仕事に臨む上での考え方や姿勢、関係を構築してチームで仕事を進める方法など
研修の具体例ビジネスマナー研修、仕事の進め方の基本研修、コミュニケーション研修、ロジカルシンキング研修、ビジネス文書研修、会社の数字の見方・新聞の読み方研修など
若手社員
必要なスキル自らをコントロールして任された仕事をこなすセルフリーダーシップ、関係構築スキル、情報を整理して自ら考える力、経済用語や業務に関する知識など
研修の具体例若手社員研修、第二新卒研修、ロジカルシンキング研修、ビジネストーク研修、ポジティブリスニング研修、タイムマネジメント研修、経営数字(初級編)など
中堅社員
必要なスキルより深い専門知識習得による業務改善、信頼関係構築スキル、リーダーシップ、情報を構造化して課題を抽出する力、習慣化の範囲の拡大など
研修の具体例中堅社員研修、フォロワーシップ研修、次世代リーダー向け研修、交渉力入門、仕事の進捗管理入門、スライド作成術、意欲向上研修など
管理職
必要なスキル課題に優先順位をつける力、習慣化の組織浸透、部門全体の業務改善、リーダーシップ、魅力的な人格形成など
研修の具体例マネジメント研修、ビジネスリーダー研修、人事評価の基本研修、コーチング研修、労務管理研修、目標の立て方研修、段取り研修など
経営幹部
必要なスキル未知の課題の発見および取り組み、事業開発力、戦略策定力、施策立案力、組織全体の関係性の強化、経営のリーダーシップ、魅力的な人格形成
研修の具体例経営戦略概論、人事管理概論、企業統治セミナー、新任社長セミナー、経営革新塾、戦略会計入門、意志決定とリーダーシップ研修など

階層別研修のメリット・デメリット

階層別研修のメリット・デメリット

多くの企業が階層別研修を選んでいる理由として、それぞれの階層に必要なスキルを身につけることができるという点が大きいでしょう。職種別やテーマ別と比較すると、新たな研修を受けるべきタイミングが図りやすく、長期スパンで企業に必要なスキルを段階的に身につけていくことができるというメリットがあります。

しかしそれはある個人を対象として見た場合。新人は一度にまとめてある程度の人数が確保できますが、若手・中堅・課長・部長などは、個々によってタイミングがバラバラです。そのため、研修のスケジュールが合わせにくいのが難点です。また、外部から講師を呼んで行う研修にはそれなりの費用がかかりますし、またその日、受講者は業務から離れなければなりません。こうしたタイミングや予算の問題により、新入社員以外はなかなか受けづらく、結局実施できていない企業も多いようです。

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